・ポケットに入れた時に痛くなる原因のファスナー、ホック不使用。無駄な凹凸がないユーザーに優しい設計です。

・二つ折り財布を閉じたまま握るだけで硬貨用ポケットに簡単アクセス！しかも手を離せばパチンとしっかり閉まります。

・これだけ薄いのに、全てが取り出しやすく、入れやすく、そして見やすい。慣れやコツは要りません。

・カードの容量は薄型ながら、「６枚＋１枚用」と「１０枚＋１枚用」の２タイプをご用意。

・カードが出る向きは財布を折る中央に向かうため、不意にカードが出てしまう心配がありません。

・札ポケットは高さ、幅共に２ｃｍの余裕を持たせ、領収書やレシートも無理なく入る設計です。

お財布は「出す」と「入れる」のどちらが欠けても使いにくいものです。

小銭入れ、カードポケット、札ポケットの４つ全てにおいて、出し入れの両方の使いやすさにこだわり、慣れやコツのいらないお財布を目指しました。

一見すると薄型二つ折り財布には見えないビジュアルのようですが、実際にはとても薄い二つ折り財布です。
このギミックをご覧ください。

ファスナー開閉ならスライダーがどうしても端に残ります。そのため全開できません。そしてスライダーを引く動作も必要なく、握るだけで瞬時に全開、緩めるだけでしっかり閉まるギミックはきっと何度もやってみたくなることと思います。しかも絶妙な浅型のポケットを上部に配置したため、硬貨の種類がはっきり見えます。指が簡単に届くから取り出す時にストレスがありません。適切な金具を絶妙な浅型で、二つ折り財布の上部に備えることで実現したストレスフリーなデザインです。

バネ口金具は歴史ある金具ですが、若い方にはほとんど知られていません。

ご年配の方々は「懐かしい」とおっしゃいますが、若い方には１週回って大変新しい金具です。なぜかとてもマイナーな金具ですが、私共は１５年ほど前からこの金具に着目し、さまざまな作品を製作して参りました。

一瞬で完結するこのギミックはとても気持ちが良く、そして非常に安心感があります。「ファスナー財布ありませんか？」「がま口財布は？」とよく聞かれますが、昔とは違うデザインに昇華したバネ口金具採用の「Éclosion」はいかがでしょうか？ぜひこの安心感と気持ちよさをご実感いただきたいです。

初めまして。タイニースプラウトと申します。

「小さな芽」という意味で、どんなに大きなブランドも始まりは小さな芽から育っていくもの。「少しずつ成長していけたら。」という想いで京都で革製品を製作し、店を営んで１３年目になります。今までは主に女性用のお財布やバッグがとても人気で、１年２ヶ月待ちでカスタムオーダーのお財布を提供しておりました。コロナでオーダーストップした数年を経て今は６ヶ月待ちでご提供しております。

この１３年「ここにしかない」をコンセプトにデザインして参りましたので、いつも店にいらっしゃった方は他にないデザインに驚かれます。女性は目をキラキラさせて、「どうしたら手に入れられるの？」と日々ご質問いただきます。

ただ、当店の代表作は1枚革を何層にも織り込む贅沢なデザインであるが故に、薄型にするには限界がありました。ギリギリまで薄くしてもポケットに入れたい男性のお客様の反応は女性のそれとは違う反応を感じておりました。「男性にもときめいていただけるお財布を作りたい」そんな気持ちが湧く中、薄型にした時の小銭の解決策がわかず日が経ちました。

そこに突然、今までとは全く違うデザインが降りてきました。興奮で３日眠れず、そこからは取り憑かれたように試行錯誤の日々を１ヶ月半。お財布はバッグと違い数ミリが影響します。たくさんの問題に直面するたびに、解決策を考え、数ミリを何度も調整し、やっと完成しました。

このデザインは、常識やブランドに囚われない方には性別を問わず、刺さる品だと信じています。

「開花」「殻を破って誕生する」という意味のフランス語から「Éclosion」と名付けました。

ファスナーやホックが王道のお財布の常識の殻を打ち破り、タイニースプラウトとしても一つ殻を打ち破り、新たなステージに、そして小さな目から開花できたらという想いを込めて皆様にお届けできたら、幸いです。