About us

アクセスありがとうございます。


10円玉の裏に描かれている平等院からほど近い京都宇治で革製品を製作販売しています、タイニースプラウト 代表 小堀香織と申します。


私はパソコンのインストラクターや医療関係のメーカーで会長・副会長・社長付の秘書をしておりました。今のお仕事とはまったく畑違いのお仕事ですが、幼い頃からものづくりが大好きで革に魅了されてからはバッグ作りにのめり込み、今のお仕事に至りました。


現在スタッフと数名でコツコツ製作し、この小さな店を営んでいます。


 製作の下準備や店の運営をスタッフに支えてもらいながら、革の縫製、デザイン、仕入れ、梱包、写真撮影、発送、ホームページ製作、メール、LINE対応等の工程を基本的に一人で行っています。


 スタッフも下準備とは言っても、革製品の製作は細部まで注意が必要で、当店は品数も多いため覚える事がたくさんですが、本当によく頑張ってくれています。ものづくりを仕事にするのは本当に厳しいですが、やはり楽しいです。私自身もワクワクしながら、そして信頼できるスタッフと楽しく製作できていることに心から幸せを感じています。


 至らないことも多々あるかと思いますが、皆様にもワクワクしていただけるよう私たちの精一杯で頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。

目指すのは一目瞭然、そしてワンアクション

当店はお財布が特に人気です。「一度使うと他は使えなくなる」とよくお声をいただく人気のデザインは「一目瞭然」、そして「ワンアクション」を実現するため考えたデザインです。

この仕組みは両サイドを1枚革で織り込むため、大変手間がかかり、ステッチも多いため、画像のように糸切りだけでも本当に手間がかかります。


それでも当店のさまざまなお財布やバッグにこの仕組みを取り入れているのは、この仕組みが一目瞭然、そしてワンアクションを実現できるからです。


今お使いのお財布はファスナーが噛んだり、お札を取り出すためにボタンをあけ、小銭のためにファスナーを開けと手間がかかりませんか?

どのポケットに入れたか分からず何度も探したりしていませんか?


そうならないよう、1面にポケットを集約し、それらは1箇所開くだけで花開くように連動して開き、一目瞭然見渡せるデザインにしています。常識にとらわれない皆様に、小さなストレスフリーをご提供できるよう、今後も精進してまいります。


海外や日本各地からこの小さな店にご来店いただける奇跡。作品を通じて皆様と繋がれることを本当に嬉しく思っております。


Tiny Sprout

タイニースプラウトとは、「小さな芽」という意味で、小さな芽から少しずつ成長していきたいという願いを込めています。


 この店では飾ってもらう作品ではなく、実際に毎日使いたくなる作品を目指しています。見た目を立派に作ろうと思えば分厚い芯や分厚い革のままで作れば高級感ある仕上がりになります。でもそれでは、重くなってしまいます。


 そのため費用はかかりますが、一旦革を薄くしたのち、厚みや芯を見極めて、できるだけ軽く、取り出しやすくストレスフリーをコンセプトに製作しています。バッグやお財布は眺めるものではなく、実際に使い込むものだからこそそうしています。


 どの作品もほとんどのものがオーソドックスなものはほとんどなく、試行錯誤を繰り返しやっとできたオリジナル作品となっています。そうしてできた作品はお客様のお声で日々バージョンアップしています。「小さな芽」から生まれた作品はお客様によって日々育てて頂いているように思います。


ここにしか無い作品が多いので、「これどうやって開けるの?」「これなんですか?」とご質問を毎日のようにいただきます。その度に、私はいつも熱く同じ内容をご説明させていただいています。その後「なるほど。」「そういう事!」とお声をいただくのを密かに嬉しく思いながら製作しております。 


私たちが素敵な革と出会ったように、私のお客様も作品との一期一会がありますように…

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